産業用太陽光発電設備
災害補償について考えるVol.02
今一番気になる話題をお届けします。

前回Vol.1にて、実際に発生している自然災害事例についてご紹介させて頂きました。災害時に備えて、太陽光発電設備の保証についてご検討される方も多いかと思います。
今回は産業用太陽光発電設備の保証の中でも、自然災害補償制度についてご紹介します。

自然災害補償制度とは

システム保証やモジュール出力保証では対象とならない自然災害等の事故による損害額を補償する制度です。
システムや出力保証制度は通常の使用において発生した機器の故障に対するものであり、自然災害補償制度は天災などが原因で発生した故障が対象となります。
自然災害補償 ― 主な対象
火災・落雷・破裂・爆発・風災・ひょう災・雪災・洪水、土砂崩れなどの水災・外部からの物体の落下、飛来・車両の衝突などによる災害 など
保険会社によっては盗難補償がついているものもあります。
自然災害補償 ― 主な対象外
■地震もしくは噴火またはこれらによる津波
■核燃料物質もしくは核燃料物質によって汚染された物、放射線照射または放射能汚染によって生じた損害
■虫害・ねずみ食いまたは性質によるむれ、カビ、変質、変色、さびもしくは腐食によって生じた損害
■補償の対象の欠陥、摩耗、使用による品質もしくは機能の低下
■かき傷、すり傷、かけ傷、汚れ、しみまたは焦げ等補償の対象の機能に直接関係のない外形上の損傷
■設置者が加入している火災保険等で、その損害が支払われる場合は、火災保険等が優先
(保険に複数入っていたとしても、同被害内容の補償を全社からもらうことはできない。ただし、他の保険契約等で補償された後、さらにこの補償契約で支払うべき補償金が残る場合は、その残りの部分に相当する補償金が支払われる。) など
※上記はあくまで一例であり、全ての保険会社が同じ内容を補償しているというものではございません。補償制度を受けられる場合は、加入したから安心というわけではなく、必ず補償内容をご確認ください。
では、実際に補償がおりない被害というものはどういったものでしょうか。
Vol.1でご紹介しました<大雪による被害状況(2014年2月発生)>を例に確認してみましょう。

大雪による被害状況
■設計時の想定を超えた雪の重みにより、太陽光発電システムの一部が損壊
■雪の重みにより架台や金具が曲がってしまい、パネルが外れて落下したことによる損壊
■積雪による発電量の低下、電力系統側の停電によるパワーコンディショナの停止

上記3つは、設置者からみると全て被害にあたります。しかし、この中で1つだけ、補償がおりないものがあります。
それは、
積雪による発電量の低下、電力系統側の停電によるパワーコンディショナの停止 」
です。
他2つの被害との違いは「損壊」しているかどうかという部分です。
自然災害補償制度は、自然災害によって太陽光発電設備が壊れてしまった時に損害を補てんする制度です。
よって、自然災害が原因であっても、発電量が低下した場合や停止しただけでは補償はおりませんので、その点はご注意ください。

太陽光発電設備用の保険は充実していますが、ある保険に全て加入するのではなく、設置場所の条件や環境をよく理解し、必要な保険を見極める必要があります。
今回は雪災を事例にみてみましたが、これからの時期はひょう災や、土砂崩れにより水災被害が考えられます。
保険に加入される場合は、補償内容の他にも、補償範囲、補償期間、有償・無償、被害限度額、補償対象設備などの確認もとても大切です。

【自然災害補償の加入方法】
自然災害補償制度は、太陽光発電設備のご購入者自身が加入するものではなく、各販売店が任意で加入するものです。
よって自然災害補償制度に加入していない販売店より購入される場合は、補償制度を利用することは出来ません。
太陽光発電設備を購入される際は、保険選びも忘れずに相談しましょう。

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