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原発依存度、最大22%=安定供給優先、大幅減見送り30年度電源構成

2015年5月7日


日本の電源構成比率(%)

 経済産業省は4月28日、有識者で構成する長期エネルギー需給見通し小委員会に、2030年度の最適な電源構成(ベストミックス)の原案を提示した。焦点の原発依存度は20~22%。東日本大震災で福島第1原発事故が発生する前の10年度実績の28.6%から低下するが、運転コストが安い原発は電力の安定供給に欠かせないと判断し、大幅な比率低減は見送る。

 再生可能エネルギーは 22~24%と13年度実績の10.7%から倍増し、原発を上回る。内訳は太陽光が7.0%、水力が最大9.2%など。原発を代替している火力発電の比率 は、地球温暖化への対応なども考慮し、13年度実績の88.4%から50%台半ばに低下させる。火力の燃料別では、液化天然ガス(LNG)27%、石炭 26%、石油3%とした。  電源構成は政府のエネルギー政策の方向性を示し、電力会社の事業計画の目安となる。5月中にも正式な電源構成を決定する。政府はエネルギー基本計画で、原発依存度を可能な限り下げ、再生エネを最大限導入する方針を明記している。

 

記事元: 時事ドットコム

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