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市民出資で太陽光発電を 滋賀県内経営者らエネ会社設立

2015年5月8日


「市民運動として太陽光発電を広めたい」
と話すびわ湖エネルギーの山田さん
(大津市長等2丁目)

 市民の出資で太陽光発電を普及させようと、滋賀県内で建設業を営む人たちや元銀行員、元教師が会社を設立し、1億円を募って各地に発電設備を設置するプロジェクトが動きだした。出資額と発電容量の合計では、県内の市民出資による太陽光発電所の中で最大規模になる計画。「原発に代わるエネルギーを広める市民運動として取り組みたい」と意気込んでいる。

 小規模な建設会社の経営者6人を含む8人で昨年5月に発足したのは、「びわ湖エネルギー株式会社」(大津市長等2丁目)。仕事などで交流のあった8人は、福島第1原発事故をきっかけに福島県内の視察や太陽光発電に関する勉強会を重ねて設立した。

 社長の喜多健吉さん(58)は「単に原発反対だけでなく、代わりに再生可能エネルギーを普及させるのが大事との思いで立ち上げた」と話し、取締役の山田啓造さん(65)は「企業がつくるメガソーラーだけでなく、市民中心の取り組みにこそ意味がある」と強調する。

 第1号のプロジェクトは1日から出資金の募集を始めた。一口10万円で1億円を募り、診療所や一戸建て住宅の屋根、休耕地、山林など県内16カ所で発電パ ネルを設置する費用などに充てる。発電容量は合計317キロワット。工事は県内の業者が担う。契約期間は10年間で、目標とする年間の配当は2%としている。太陽光発電のファンド事業で実績のある名古屋市の会社が出資金を募集する。

 5、6月に県内各地で出資に関する説明会を開く。初回は9 日午後1時半から大津市におの浜1丁目のピアザ淡海であり、元日本環境学会会長の和田武氏が講演する。入場無料。予約不要。彦根、近江八幡、長浜各市でも 予定している。問い合わせは、びわ湖エネルギーTEL077(510)2818へ。

記事元: 京都新聞

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