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太陽光発電活用の道路保安用品改良 イケガミ、中国で大量生産へ

2015年5月21日


コーンは赤色と緑色の2タイプ

 土木資材やロードサービスなどのイケガミ(石川県小松市)は、太陽光発電を活用した道路保安用のコーンとクッ ションドラムの改良型を開発した。中国の工場で大量生産の態勢を整え、四月から発売した。官公庁や工事業界のほか住宅や教育施設など幅広い分野で販路開拓 する。

 円すい形のコーンや衝突時の衝撃を緩和するドラムは、主に道路や工事現場などで使われる。イケガミは太陽電池パネルをコーンの底部、ドラムの上部 に設置し、ライトは省エネ性が高い発光ダイオード(LED)を採用。昼間の太陽光で充電し、夜になると自動的に点灯する製品を全国で初めて開発、二〇一二 年に販売を始めた。太陽光発電式を導入することで頻繁な電池交換が不要になり、山間部など交通不便な道路でも設置できる利点がある。

 改良型は、コーンの太陽電池パネルの数を従来型の二十二枚から四十四枚に倍増。これにより太陽がどの位置にあっても確実に充電できるようにした。 一般的な赤色に加え、住宅の車庫などでも使えるように緑色も商品化。ドラムは点滅時間を変えて目立つようにし、運転手からより見やすくした。二製品とも完 全防水にし雪や雨に強くした。


太陽光発電で夜間に光る
クッションドラム

 中国の工場に製造ラインを新設し、生産能力を大幅に増強。以前はコーン、ドラムとも月産三百~五百個だったが、月産五千個になり、大量受注に対応できる。

 主力の官公庁や工事関連会社だけでなく、交通安全を重視する幼稚園にも納入実績がある。学校施設や一般企業にも売り込みたい考えだ。二製品は意匠登録した。

 池上茂雄社長は「夜間の交通事故は多く、事故防止に役立ててもらえれば」と話している。



記事元: 中日新聞

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