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風力&ソーラー発電と通信機能を備えた
「どこでも像監視ソリューション」……OKI

2015年6月11日


風力とソーラーといった自然エネルギーを
活用した自立電源とビル間通信ユニット、
監視カメラなどを搭載した遠隔監視拠点の
一例

 防犯や防災分野において映像監視システムの導入ニーズは高まっているものの、屋外設置の場合は、電源やネットワークの確保が難しい場所も少なくない。特 に山間部での河川や土砂災害、火山の監視、インフラ整備が十分ではない地域にある施設の外周監視などでは、近年、自立電源と通信機能を備えた監視カメラシ ステムへの注目が集まっている。

 東京ビッグサイトで開催された「ワイヤレスジャパン2015」にて、OKI(沖電気工業)が展示した「どこでも監視ソリューション(自立電源屋外映像監 視ソリューション)」は、ソーラーパネルと風力発電機、長距離無線LANを組み合わせたシステムとなる。想定する利用シーンは、電源確保が困難な河川や森 林、港湾から工場、学校など、名前の通り、「どこでも」設置できることが特徴だ。

 遠隔監視拠点の基本的なシステム設計例は、自立電源部(風力発電機・ソーラーパネル)、ビル間通信ユニット(LTEルーターへの互換も可能)、監視カメ ラ、コントローラー、バッテリー、設置用のポールで構成される。映像を集約する監視センターなどでは、ビル間通信ユニット、モニターとNVRで運用する。


自立電源屋外映像監視ソリューションのシステム概念図。
遠隔監視拠点と中央監視センター間はビル間通信ユニットでつなぐ

 風力発電とソーラ発電を組み合わせることで安定した電源供給を行い、ビル間通信ユニットを使うことで回線のランニングコスト削減しつつ、長距離の映像伝 送ができる。ビル間通信ユニットは、IEEE802.11gに準拠した無線LANで、使用周波数帯は2.4GHz、通信速度は54Mbps(理論値)。パ ラボラアンテナを使った際の最大伝送距離は、12Mbpsでの見通し約10kmとなる。

 消費電力や設置する地域によるカスタマイズが前提となるが、参考構成ではHIK VISONの監視カメラで撮影した映像を東亜電機製の自立電源部により風力と太陽光で給電、24時間稼働でアイコム製ビル間通信ユニットを使用し約 10Kmの距離を12Mbpsで伝送、NVRに記録するシステムが例として提案されていた。

記事元: RBB TODAY

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