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パナソニック、豪・NZで住宅用蓄電池事業に参入

2015年6月12日

 パナソニックは2日、オーストラリアとニュージーランドで住宅用蓄電池事業に参入すると発表した。年内に地元の電力会社を通じて販売する。各家庭の 太陽光発電で発電した電力を蓄電池にため、電力会社が配電網に取り込むなど地域全体の効率的な電力使用につなげる。パナソニックは欧州でも参入を計画、 2018年度に世界で売上高100億円を目指す。

 豪州は電力会社の発送電が分離され、家庭の太陽光発電の普及率が17%と高い。電力需給 の不安定さや料金の高騰などが課題になっており、蓄電池需要が見込めると判断した。各家庭に設置した蓄電池を電力会社が遠隔制御し、配電網全体で電力使用 を効率化する取り組みは世界的に珍しい。

 パナソニックは豪州で地元の電力会社3社と実証試験し、その後に電力会社が各家庭に蓄電池を販売する。価格や販売方法などは電力会社が今後決める。パナソニックは蓄電池の充放電制御など技術面も支援し、ニュージーランドでも順次展開する。

 蓄電池はリチウムイオン方式で、容量は8キロワット時。最大2キロワットの出力を4時間供給できる。各家庭では蓄電池にためた電力を自家消費するほか、緊急時のバックアップ電源としても活用できる。

記事元: 日本経済新聞

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