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米アマゾン子会社が80MW、メガソーラーの電力をデータセンターで活用

2015年6月24日

 米アマゾン・ドット・コムのグループ会社である米Amazon Web Services社は6月10日、米バージニア州において、出力80MWのメガソーラー(大規模太陽光発電所)「Amazon Solar Farm US East」を建設すると発表した。

 バージニア州東端にあるアッコマック郡(Accomack County)に建設し、同州で最大規模のメガソーラーとなる。米国の再生可能エネルギー開発事業者のCommunity Energy社が、建設と運用を担当する。

 早ければ、2016年10月に発電を開始する。発電した電力は、全量をAmazon Web Services社のクラウドコンピューティング向けのデータセンターで使う。

 稼働後の年間発電量は、米国の一般家庭約1万5000世帯以上の消費電力に相当する、約17万MWhを見込んでいる。


左はCommunity Energy社が開発したメガソーラーの例、右はAmazon Solar Farm US Eastの建設地
(出所:Community Energy社)

 Amazon Web Services社は、2014年11月に、自社の全世界の拠点における全消費電力を、再エネで賄うとする長期的な目標を発表している。2015年4月の時点で、約25%となっており、2016年末には、最低で40%を実現するとしている。

 この目標の達成のカギになるのが、今回の80MWのメガソーラーと、インディアナ州ベントン郡(Benton County)の風力発電所「Amazon Wind Farm(Fowler Ridge)」となる。この風力発電所は、年間発電量約50万MWhを見込んでいる。

 Community Energy社によると、Amazon Solar Farm US Eastでは、1軸追尾型の太陽光発電システムを採用する。Amazon Web Services社のデータセンターには、電力会社の送電網を通じて送る。

 米国の独立系統運用機関(ISO)のPennsylvania-New Jersey-Maryland Interconnection(PJM Interconnection)、電力会社のDelmarva Power & Light社による接続検討と、接続サービス契約(Interconnection Services Agreement)の締結が必要なため、着工は2015年の終盤となるという。

記事元: 日経BPクリーンテック研究所

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