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明治安田開催の異業種交流会 地域超えた商機をサポート

2015年12月2日


明治安田生命主催の異業種交流会「東京倶楽部」。
大阪や名古屋の企業も含め約620社・1000人がビジネスマッチング
の機会を求めて参加した=7月、東京都港区

 金属加工業を手がけるエルメント工業(大阪市淀川区)は今秋から、電源システムの専門メーカーである二和電気(東京都豊島区)に銅加工品の供給を始めた。年間1000万円程度の取引を見込む。明治安田生命保険が東京で開催した2月の異業種交流会に参加し、ビジネスにつなげた。これを機に東京進出を加速、3年後に年間2億円強の売り上げを目指す。

 エルメントは従来、明治安田が主催する大阪での交流会に参加してきた。この交流会を通じて電子回路を設計製造するロジ・サイエンス(島根県出雲市)とのマッチングにも成功。太陽光発電システムの制御部品の組み立てを生産委託し、同部品で2013年度は年間1億円を売り上げた。

 引き続き生産委託を継続しているエルメントの住本正弘常務は「自社工場では量産対応が難しいロット数を受注したら、(ロジ・サイエンスの)三原一郎社長に任せる」と信頼を寄せ、さらなるコラボレーションも視野に入れる。一方の三原社長も「依頼を一度も断っていない」と、新たなビジネスを求めてエルメントに足しげく通う。

 ただ両社とも大阪の交流会ではマッチングが広がらず、「大阪は限界」(住本氏)と判断し、新たな販路開拓を目指して東京進出を検討。エルメントは2月の交流会に初参加し、名刺交換した二和電気とのマッチングに成功した。他社と商談中の案件も抱える。

 ロジ・サイエンスは7月に東京の交流会に初めて参加。マッチングにはつながらなかったものの、三原氏は「次回も参加する。顧客獲得には時間がかかるだろうが楽しみ。今は売り上げの9割は関西だが、東京での営業展開で売り上げの2割を稼ぎたい」と話す。

 住本氏は「東京は関西より1桁大きい商談になる。年2回の交流会では物足りない」と機会の拡大を求める。明治安田は大阪、東京に続き、名古屋でも交流会を開始。これに伴い参加企業の相互交流を呼びかけており、今後は地域を越えたビジネスマッチングが進みそうだ。

記事元: SankeiBiz

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