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太陽光だけで運用する「観光・防災Wi-Fiステーション」

2016年1月7日

 日本電業工作(東京都千代田区)とシーテック(名古屋市)は12月28日、太陽光発電だけで完全自立して運用する「観光・防災Wi-Fiステーション」を設置したと発表した。長野県北安曇郡小谷村の中部山岳国立公園・栂池自然園に導入した。太陽光と蓄電池のみで運用する公衆無線LAN環境を整備したのは国内初という。

太陽光発電だけで自立して運用する「観光・防災Wi-Fiステーション」(出所:日本電業工作)

 今回設置した、観光・防災Wi-Fiステーションは、日本電業工作の開発した長距離無線LANシステムを搭載しており、小型・低消費電力が特徴。このため太陽光パネルと蓄電池による自立運用が可能で、簡易な工事で必要な場所に整備できるという。

 観光・防災Wi-Fiステーションが設置されたことで、栂池自然園のWi-Fi環境が整備された。観光情報の入手や発信が容易になり、利便性が向上した。加えて、災害時でもインターネットなどの通信手段を確保でき、安否情報の確認など災害対策としても有効という。

 基幹のバックホール回線には、村営光ファイバー網を利用して小谷村付近の栂池体育館から栂池山荘までの約6kmを中継する長距離無線LANシステム「FalconWAVE4.9G-MP」を設置した。栂池自然園内には主に低消費電力型の長距離無線LANシステム「FalconWAVE2.4G」を設置し、太陽光の電源で運用し、Wi-Fiエリアを構築した。

 また、各アクセスポイントには監視カメラを搭載し、映像により地域防災としての見守りや現地の状況確認に利用できる。

記事元: 日経テクノロジーonline

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