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災害にも強い「木製架台」を 太陽光発電パネル用開発で2回目会合

2016年3月25日


スギを使った木製架台の開発結果が報告された=新庄市・県最上総合支庁

 県最上総合支庁と木製建築資材製造「たくみまさの」(金山町、正野直弥社長)などによる太陽光発電パネル木製架台開発コンソーシアムの2015年度第2回会合が16日、新庄市の同支庁で開かれ、同社がスギを使った架台の開発結果を説明した。

 開発した架台は1ユニットに縦1メートル、横1.6メートルのパネル6枚(重さ計114キロ)を使い、木材使用量0.336立方メートル。接合金具を工夫し、防腐処理を施して強度を高めた。耐久実験の結果、積雪60センチ、風速14.8メートルでも問題なかった。設計上は積雪2.47メートル、風速32メートルまで耐えるという。

 16年度は販売を始めるほか、風の強い海岸部で風や塩害への耐久実験、基礎の研究を行い、展示説明会を開いて県内外で普及を狙う。現段階で価格は1ユニット9万2千円程度だが、さらなるコスト削減が可能かを探る。正野社長は「コスト面で検討の余地はあるが、積雪に強いことが証明された。災害にも強い架台にしたい」と話した。

 開発プロジェクトは県産木材の利用促進を図る同支庁の「地域材新用途開発事業」の一環。雪国仕様の木製架台販売に向け、県と同社、パネル製造販売のエスパワー(天童市)、最上広域森林組合が連携している。15年度は開発と強度などの実証実験を行った。会合には12人が出席した。

記事元: 山形新聞

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