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九州のメガソーラーに大型蓄電池を併設、電力需給の安定化に寄与

2016年5月2日

 東日本大震災以降、国内のエネルギー自給率向上や温室効果ガス削減のために、再生可能エネルギーの普及促進が図られている。普及促進のために、再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が施行され、太陽光発電を行い、電力会社に売電する事業者が急増した。その一方で、発電量の変化が大きい再生可能エネルギーが大量に系統網に接続されると、電力の需給調整が不安定になるという課題が残っている。

 この課題に応えるために、発電事業者や電力会社による蓄電システムを活用が進んでいる。再生可能エネルギー関連事業を手掛けるコロン(鹿児島市)が設置するメガソーラーに出力500kW(キロワット)、容量1.2MWh(メガワット時)の大型蓄電システムをこのほど納入した(図1)。NECはこの蓄電システムの企画、設計、製造、設置、運用、保守などをトータルに担当する。同社の蓄電システムは、11カ国、120MW(メガワット)以上の納入実績を有するNECエナジーソリューションズ(NEC100%出資、米国マサチューセッツ州)製を採用している。

図1 導入した蓄電システム 出典:NEC

 NECエナジーソリューションズの蓄電システムは、モジュール製造の細部工夫による放熱設計により高密度構造を実現しているため、従来比で4分の1のサイズを実現(同社比)するなど設置面積を削減可能だ。また工事期間、工事費用の削減が図れる。さらに、数百kWh~100MWhまで、用途に応じて最適な出力、容量を選択でき、障害発生時でも当該部位のみを停止し、継続稼働が可能などの特徴がある。

 今回、蓄電システムを導入したコロンは1998年に設立。Webコンテンツ(PC・モバイル )の企画、制作、運営管理通信事業のシステム開発とともに再生可能エネルギーによる電気の供給・販売事業を展開している。

記事元: スマートジャパン

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