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LIXILが新パネル発売、「PERC」採用で変換効率18%、HITに迫る

2016年5月9日


「ソーラーパネル デイズ」の設置例 (出所:LIXIL)

 LIXILは4月28日、標準サイズ(Fサイズ)の出力300W/枚、パネル変換効率18%の単結晶シリコン型太陽光パネル「ソーラーパネル デイズ」を発売すると発表した。「PERC」(Passivated Emitter and Rear Cell:裏面不動態型セル)と呼ばれる高効率化の新技術に加え、光吸収リボン「LCR」を合わせることで実現したという。6月1日に発売を開始する。

 「PERC」とは、セル(発電素子)に入射した太陽光を効率よく電気に変換する技術で、ここにきて採用するパネルメーカーが増えている。PERC型セルは、高照度時の変換効率の向上に加え、低照度特性が高くなる特徴がある。日差しの弱い曇りの日や、入射角の低い冬や早朝、夕方でも発電量を稼げる。

 海外メーカーでは、REC Solarやトリナ・ソーラー、カナディアン・ソーラーなど、国内メーカーでは三菱電機がPERC型セルを採用した製品を出しており、パネル変換効率で17%台を実現している。

 単結晶シリコン系パネルでは、これまでパナソニックの「HIT」(ヘテロ構造)、米サンテックやシャープのバックコンタクト構造が、高効率化でリードしてきた。ここにきて、PERCの採用が進み、こうした先行技術の効率に迫ってきた。

 LIXILは、「ソーラーパネル デイズ」のランナップに、Fサイズに加え、約80%の大きさのSサイズも製品化した。2種類のサイズのパネルを組み合わせることにより、敷設面積に対する発電量を増やせるという。また、セルを補強することによって従来品以上の強度を実現し、Fサイズは150cm、Sサイズは200cmまでの積雪にも対応するなど、積雪地域でも設置できるという。

記事元: 日経テクノロジーonline

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