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Looop、「太陽光+蓄電池」の独自制御で経済性を向上へ、公募事業に採択

2016年8月26日

Looopの住宅エネルギー管理システム (出所:Looop)

 太陽光関連事業を手掛けるLooop(ループ、東京都文京区)は8月10日、太陽光関連の情報サービスを手掛けるアリョール(東京都中央区)と共同申請したテーマ「蓄電池制御の高度利用研究開発」が、NEDO(新エネルギー・産業技術総合開発機構)の公募事業に採択されたと発表した。

 2019年には約50万軒で、住宅太陽光の固定価格買取制度(FIT)の買取期間が終了し、自家消費を想定した蓄電池の需要が見込まれる。だが、Looopによると、既存の住宅用蓄電池は高価で、利用者の負担が大きいために普及のハードルが高くなっているという。

 そこで、太陽光発電と組み合わせ、高度に制御することで、費用対効果を高められるとしている。研究開発に先立って実施したシミュレーションで、こうした結果を得るめどが立ったという。今後、実機を使った検証により、既存システムと差別化した製品を開発し、2017年に蓄電池システムの販売開始を目指す。

 Looopは、電力小売事業も展開していることから、柔軟に料金プランを追加し、蓄電池と組みわせたトータルで住宅太陽光所有者の経済性を高めることを目指す。

 今回のNEDOによる公募事業は、ベンチャービジネスの活性化と、新エネルギーの自立的な発展を加速するのが目的。太陽光発電、バイオマス、燃料電池・蓄電池、風力その他未利用エネルギーの4分野について委託・助成先を決定した。 Looopとアリョールが共同申請したテーマは、このうち燃料電池・蓄電池分野に採択された。

 両社以外の同分野で採択された企業、テーマは、プロマティックと立命館による「CFxラジカルドライコーティングによる高性能燃料電池用ガス拡散層の開発」、スリーダムによる「リチウム二次電池用セパレータの製造技術の確立」となった。

記事元: 日経テクノロジーonline

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