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蓄電池付きで「過積載率200%」に太陽光を増設、A‐スタイルが提案

2016年9月9日


BYD社と連携してLiイオン蓄電池システムを開発 (出所:日経BP)

 太陽光関連事業などを手掛けるA‐スタイル(埼玉県川口市)は、連系出力50kW未満の低圧連系太陽光発電所向けの蓄電池システム「eCHARGE(イーチャージ)」を製品化し、今年11月から販売する。連系出力を超えて太陽光パネルを設置している「過積載」の発電所に併設し、日中に連系出力を超えた分を充電しておき、夕方から夜間に放電する。

 電気自動車(EV)向けのLiイオン蓄電池を製造する中国BYD社と提携し、共同開発した。「eCHARGE」本体の1台の容量は、6kVA・11kWh。DC/DCコンバータが内蔵されており、太陽光発電の出力する直流を、接続箱経由で直流のまま充放電する。

 例えば、PCS定格出力49kWなど、いわゆる「低圧50kW」案件に、太陽光パネルをさらに50kW分増設し、過積載率200%とした場合、「eCHARGE」10台を連結して、合計110kWhの容量を併設する。日中にPCSの定格を超える発電電力を充電し、夕方、定格を下回ってきたら放電し、蓄電池の容量を空けておく。

 蓄電システムの価格はオープン。買取価格によるが、増設費用を売電量の増加分で取り戻すのに経済性を持つという。

 採用したBYD製蓄電池は、リン酸鉄型のLiイオン蓄電池で、EV向けと同等の性能を持っているという。カタログ値では、サイクル寿命は1万回、入出に伴う効率はDC/DCコンバータを含めて97%としている。

記事元: 日経テクノロジーonline

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