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電力線通信による太陽光ストリング監視、住友電工が後付けにも対応

2017年2月3日

 住友電気工業は1月26日、電力線通信(PLC:power line communications)を使った太陽光発電用のストリング監視システムに、稼働済みの太陽光発電所への後付けが可能なタイプの販売を開始すると発表した。3月に出荷を開始する。


後付け用のボックスを用意した (出所:住友電工)

 ストリングは、太陽光パネルを直列・並列に接続し、接続箱に入力する単位。パワーコンディショナー(PCS)単位よりも細分化した単位で発電量を計測することから、他のストリングの発電量と比較して、発電に不具合を生じたパネルを含むストリングを見つけやすい。

 電力線を使って計測やデータ送信をするために、従来の方式では必要だった、専用の送電線や通信線の設置が不要で、導入コストを低減できる利点がある。

 この利点が評価され、2014年10月の販売開始以降、日本国内を中心に合計出力200MW規模の新設の太陽光発電所に納入してきた。

 しかし、稼働済みの太陽光発電所については、導入済みの接続箱内に電流センサーや通信モジュールなどを追加する必要があり、接続箱内の余剰スペースが不足していたり、接続箱の保証が難しくなるといった問題があり、採用されない場合があった。

 そこで、既存の接続箱内に電流センサーなどを設置しない手法を開発・製品化した。接続箱の近くに関連機器を収めたボックスを設置し、これと接続箱をつなぐ。

 この後付けタイプの追加により、2017年度は合計1万台の受注を目指す。

記事元: 日経テクノロジーonline

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