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低圧太陽光向けモニタリングサービス、月額2500円で

2017年5月26日

 ソーラーフロンティア(東京都港区)は5月22日、50kW未満の低圧連係の太陽光発電所を対象とした「ソーラーフロンティア 低圧監視モニタリングシステム」を、5月17日から受注開始したと発表した。

 電力自由化を背景に、太陽光発電市場で高まっている正確な期待発電量の算定に対する需要家ニーズに対応する。

「低圧監視モニタリングシステム」の概略 (出所:ソーラーフロンティア)

 スマートメーター、近隣の気象データ、インターネットによるクラウドサービスなどを活用する。スマートメーターで計測した発電量の情報をクラウドに蓄積して発電量や売電金額の累計を確認できるほか、実際の発電量と期待発電量を比較して発電量の健全性を確認できるという。これまで気象計が設置されていない発電所では算定困難だった期待発電量を、近隣の気象データに基づき独自の解析技術により算定した。

 発電所の状況確認に必要な情報は、パソコンやスマートフォン、タブレット端末などの1つの画面に集約して表示。既設と新設、パワーコンディショナー(PCS)や太陽光パネルの種類などを問わず、発電所の監視状況を一元的に管理し、複数のPCSを使用している場合でも、それぞれの稼働状況を1つの画面で確認できる。

 また、太陽光発電システムに不具合が生じた際の警告や、日次・週次・月次・年次の発電量や売電金額などのレポートをメール配信する。メンテナンス事業者は遠隔で異常を認知でき、発電事業者はトラブルの早期発見により売電ロスを最小限に抑えられる。

 利用にかかる費用は、初期投資となる機器の導入費と月額利用料からなる。月額利用料は2500円弱としている。機器の販売価格は非公開だが、同社がすでにサービスを始めている大型発電所向けに比べ、大幅に安い設定という。例えば、出力2MW規模の発電所向けに比べると、10分の1程度の初期投資で済むという。

 エナジー・ソリューションズ(東京都千代田区)の発電監視プラットフォームと、アイアンドシー・クルーズ(東京都港区)の収納代行システムを基にした。商品ラインアップは、スマートメーターによる発電量計測を行う「スタンダード」、スタンダードに加えてPCSごとの監視も行う「プロフェッショナル」の2種類。今後、同システムを通じた商品ラインアップの追加や新サービスの提供についても検討する。

記事元: 日経テクノロジーonline

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