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小田急、世田谷代田駅に22kWの太陽光、照明などに活用

2017年7月7日

 小田急電鉄は、世田谷代田駅に太陽光発電システムや地中熱ヒートポンプシステムなどを3月に導入し、環境配慮型駅舎として運用を始めた。同社沿線11駅目の太陽光発電システム導入駅となる。

太陽光発電の運用をリアルタイムで表示 (出所:小田急電鉄)

 駅舎の屋上に太陽光パネルを設置し、駅の照明やエスカレーターなどの電力を賄う。出力は22kW。太陽光パネルは京セラ製、パワーコンディショナーはジーエス・ユアサ コーポレーション製を採用した。

 太陽光発電の状況は、同駅のコンコースに設置した「小田急環境ルーム」内のデジタルサイネージおよび同社ホームページからリアルタイムで確認できる。

 「地中熱ヒートポンプ」とは、年間を通じてほとんど温度の変わらない地中熱を熱交換の媒体とすることで、空調効率を向上させる仕組み。空気と熱交換を行う従来の空調システムと比較して省エネになる。ヒートアイランド現象の緩和にも寄与する。

 このほか、地上の光を地下のホームに伝達する自然採光「光ダクト」や、回生電力を利用することで約20%消費電力を削減したエレベーター、人感知式エスカレーター、省電力型券売機などを備えた。

 小田急電鉄では、世田谷代田駅を含む11駅と、4つの商業施設で太陽光発電を導入済み。また、2018年度には下北沢駅にも太陽光発電を導入する予定。そのうち、1駅と1商業施設に風力発電システムを導入している。

 また、2014年2月から喜多見電車基地および周辺施設(東京都世田谷区)に発電能力590.2kW(年間発電量約57万9000kWh)の太陽光発電システムを導入し、「小田急喜多見発電所」として発電事業を開始した。発電電力は東京電力に全量売電する。年間売電額は約2300万円。

記事元: 日経テクノロジーonline

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