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太陽光パネルからの落雪で思わぬ事故も、JPEAが注意喚起

2018年1月17日

 太陽光発電協会(JPEA)は1月5日、太陽光パネルからの落雪事故の未然防止について注意喚起を行った。毎年雪が降る季節は、屋根に設置した太陽光パネルの上に積もった雪が落下することで、カーポートや自動車、植栽などの器物や人身に損傷を与える可能性があり、近隣トラブルに発展する事例も報告されているという。

太陽光パネルからの落雪で思わぬ事故も (出所:JPEA)

 太陽光パネルは、本来、発電機能を維持する観点から、積もった雪が速やかに滑り落ちるのが望まれる。しかし、都市部の住宅などでは建物の周囲に十分な空間が取れず落雪事故が発生する恐れがある。そのため、積雪の可能性がある地域では、住宅屋根に太陽光パネルを設置する場合、積雪事故を未然に防止するための処置が必要としている。

 これまでのトラブル事例としては、「車の屋根がへこんだ」「隣家の庭木を折った」「屋外に設置していた給湯器などの設備を壊した」「テラスの屋根が壊れた」「子どもに当たってけがをした」などの事例が報告されているという。

 今回発表された注意喚起によると、ほとんどの太陽光パネルは、表面が滑らかなガラスで覆われているため雪が滑りやすく、一旦滑り落ち始めると想像以上に遠くまで大量に飛ぶ可能性がある。そのため、普段より多くの雪が降った時や天候が回復して雪が融け始めた際などは屋根の下に車を止めたり不用意に軒下に立ち入らないよう警告している。

 また、太陽光パネル上の雪下ろしは、足元が滑りやすく、太陽光パネルを破損する恐れもあるため、行わないよう求めている。やむを得ず雪下ろしが必要な場合は、太陽光発電システムの設置業者や工務店、屋根工事店など専門業者に相談するようアドバイスしている。

記事元: 日経テクノロジーonline

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